人生試行錯誤しながら断捨離に励んでいます・・・

ドキュメンタリー映画 「ミニマリズム 本当に大切なもの」

ミニマリストのジョシュアとライアンが執筆した本のプロモーションツアーの様子を見せながら、合間に他のミニマリストやいろいろな人たちのインタビューを交えて話しが進んでいきます。

 


Minimalism: A Documentary About the Important Things (Official Trailer)

 

ブラックフライデー、新商品の発売、ファストファッション。

セール品に群がる人々の映像は、異常な光景です。

新しい機種の携帯やゲームが出ると、何時間も並んで手に入れる人たち。

携帯ばかり気にしている毎日。

最近では10月からハワイ州のホノルル市では歩きスマホが禁止され罰金が科せられることになりました。

毎週のように安い服を買い物する人たち。

昔はファッションの買い物シーズンは春夏秋冬の4回か、もっと前は2回でしたが、今はファストファッションが多く進出するようになって、1週間前のファッションがすぐに古くなってしまう時代です。今は買い物シーズンは1年に52回あると言うのです。

「着れなくなったから捨てるのではなくて、社会的価値を失った、あるいはファッション性がなくなったから捨てるという考え方を生み出します。」

 

インタビューからの抜粋

  • 皆、常に何かを捜し求めることに大量の時間を費やしている。だが満足できない。
  • 我々はどうしたら幸せになれるのか勘違いしています。多くの人は物質的な所有こそが幸せの中心にあると信じ、その都度欲求を満たすたびに、満足のいく人生に近づくと考えています。
  • いくら沢山買ってもどれだけ流行を試しても、完全な人間にはなれません。探し続けるだけで飢えは決して満たされません。 
  • 心の奥底では、もっと良い玩具や車など望んではいません。紹介されたものが欲しいだけです。完全になりたいのです。満足したいのです。
  • 実際は多くのものがなくても、われわれは平気です。
  • 多くの人が仕事に満足していません。それで価値があるのだと自分に言い聞かせる必要があるため、銀行口座にある金額以上を求めるようになるのです。人生には請求書、お金や仕事以上の物があります。
  • 我々は集中する能力を持っていますが、常に1つの刺激から次の刺激へと移る状況の中で暮らしており頻繁に入るメールやリツイート、電話など褒美として与えられるドーパミン体験を探しながら暮らしています。これに我々は代償を払っています。
  • ノキアの研究では平均的に人は1日150回も電話を確認しています。
  • どの主要都市でも人々はデバイスに釘付けです。完全にマトリックス状態です。頭を使わず、ソーシャルメディアを更新し、消費する方が簡単なのです。

 

インタビューで話しているのは皆、仕事もうまくいっていて高収入を得て、社会では成功者とされているけど、この消費社会に疑問を抱き、物やお金では幸せにならないと気付いた人々です。男性もいれば女性もいます。夫婦や妊婦、子供を持つ人も。

 

ジョシュアとライアンもかつては企業で働いていて、高収入を得て働いていました。

そして物を買うことによって、幸せになると思っていました。

ライアンは言っています。

「給料のために モノだらけの人生のために がむしゃらに働いていた。でもあれは人生などでは、なかった。」

物を買うことでは、人は幸せになれない。と気づいたのです

 

消費することが悪いことではないのです。物を持つことが悪いのでもない。

ただ、その消費は何のためのものなのか、本当に必要なものなのか、意味があるのか、自分にとって価値があるものなのか。

 

最後のジョシュアの言葉

「人を愛して 物は使う 逆は決してうまくいかない」

 

私はジョシュアやライアンのように高収入で働いていたわけではありませんが、4年前までは私も、物を買うことで幸せになろうとしていました。

ブランド物のかばんも買いましたし、似たような服が何着もクローゼットに入っていてクローゼットの中はごちゃごちゃ。

母親が亡くなって、実家の整理をしながら、徐々に「たくさんのモノはいらないんだ。」と、気づき始め、今まで持っていたブランド物のかばんもたくさんの服もアクセサリーも自分にとって価値がないモノだと気付き、たくさん処分しました。

全くゼロにしたわけではなく、使うものだけを残し、新しく無駄なものは増やさなくなりました。

今も時々見直して、片付けています。物を買って、たくさんの物を自分の欲求や見栄で増やしていた時より、物を減らしている今の方が幸せだと感じます。より自分らしくなっている気がするのです。

 

この映画に出ているミニマリストの人たちも、幸せで今の生活に満足をしているように見えます。